仕出し弁当屋さん🍙❓
コロナ禍下での夏休み
皆さんはどのように過ごされたのでしょう?
日本では、そろそろ秋学期が始まった頃ですね。
そんな中、今私が一番心配しているのは
まだワクチンを接種出来ない幼い皆さんのコロナ感染です。
デルタ株の感染力はとても強く
世界各国で、学校生活に戻ってからの
学校現場での感染
そして、家庭内感染が激増していると聞きます。
また、今までと違い、今回のデルタ株は
幼い子供たち、若い人たちも
感染した場合の重症化リスクが高いとのこと。
もはや、各ご家庭、各自の自己責任で
我が身を守らなければならない時だと感じています。
ちょっと過激かもしれませんが
不安な時には、命を守るために
学校を休むことも一つの選択肢として考えても良いというのが私の考えです。
どうか、くれぐれも
マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスを続け
健康でいて下さいね。
それにしても。。。
人間は、自分の都合に合わせて
未来の予定を立てますが。。。
そんな私達の予定は、
どんな時も不確実なものなのだと
つくづく感じています。
「予定は不確実」
ただし、その予定に向けて
日々精一杯の努力と準備をしていたら
ふいに予想外の出来事に直面しても、
必ずそれに対応できる力は
その人の内側から湧き出てくるものだとも信じます。
以前「偶然性を受け入れるしなやかさ」
ということについて記しましたが
正にコロナ禍の今は、私達一人一人の
そんな力が、問われているかのようですね。
連続的に起こる予定変更、予想外の出来事
日常とは違う危機
そこで、如何に想像力を働かせて
臨機応変に対応できるか。
如何に前を向き続けられるか。
そんな力が
私達一人一人に必要な時なのだと感じています。
実生活における
本当の「生きる力」が目に見える形で試されている時。
どうか皆さんも、用心をしながら
希望を持って明るく
そして、思うようにいかないことも
楽しめるような人でいて下さいね。
さて、私もこの一週間強、
全く予想外の展開に対応する日々でした。
具体的には、昼夜に渡り、
仕出し弁当屋さん🍙の女将のような生活が
突如始まったのでした💦
用意したのは、↓こんな感じの食べ物。
昼、夜合わせると、合計14回。
だいたい20名ほどの方々を思い浮かべながら
朝から夕方まで台所に立つ日々を過ごしていました。
一日に20合のお米を炊く日もあり
手を変え品を変え、
恐らく総計400個ぐらいの🍙を握ったように思います。
これは、「まさか」の流れでしたが
隣国で起こった出来事が
私の日常を大きく変え
大切な働きをされている方々が
健康にお仕事に従事出来るように
間接的な後方支援をしていました。
一番大変な時は一段落し、
今後は頻度、回数、量も減っていく予定ですが
引き続き、細く長く、お弁当作りが続く予定です。
そんなお弁当作りをしながら
最初に書いた
「予定は不確実」ということを考えていたわけです。
それと同時に、
イスラマバードにやってきてから
日々かなり悩み、頭をいためながら
出来るだけパキスタンにある食材を使った
お献立を考えることを心がけてきましたが
それを続けていたことが、
いざという時にすごく役立ったことを実感したのでした。
『いつ何時、何があるかわからない
けれども、細やかでも良いから
その日に出来ることと真摯に向き合い続けることが
「予想外」に直面した時にも自分を助けてくれる』
ということを、私自身、身をもって体験したのでした。
当初私が受けたリクエストは
「お仕事をしたり、移動をしながらでも
さっと食べられるもの」ということで
とにかく狂ったようにおにぎり🍙を握り続けました。
毎日同じではいけないので、
具に悩みながら。。。
一番助かったのは
頭の中で日本のコンビニの品ぞろえを思い出すこと。
そして、頭の中のコンビニの中から
こちらで再現できるものを選定して
色々な🍙を握ってみました。
ツナマヨ、お庭で育てたシソの混ぜご飯、
鳥の炊き込みご飯、スモークチキンとほうれん草
焼き肉、唐揚げ、さけ
そして、極めつけはオムライスにぎり!!
工夫をして握り、配達をしたおにぎりが
睡眠を削って働く疲れた人々の顔に笑顔を灯す様子を見ながら
おにぎり🍙というのは、
日本人にとって、本当に最高のソウルフードなのだと確信しました。
日が経つにつれ、必要とされる差し入れの質も変わったので
仕出し料理に必要なテクニックも変化していき
ローカルマーケットから
テイクアウトに使われるプラスティック容器も調達。
昼夜おにぎり🍙から、
夜はお弁当スタイルのお食事も提供するようにしました。
こんなことをしながら、
また違う思いが頭をよぎりました。
幼い頃、海外生活で
母が工夫をして作ってくれたお料理のこと。
自分自身が母となって
海外で作った様々なお料理。
バングラデシュの学校に馴染めず
学校に行くのがやっとだった息子を励ますために
日々握り続けた二個のおにぎり🍙。
自分が食べて嬉しかったもの。
家族が喜んでくれたお料理。
そうした光景を思い出しながら
また、しんみりと
「人生に無駄なことはないのだな~」と。
これまで積み重ねてきた経験が
その先の未来、現在に確かに生かされているようです😊
だから
「やっぱり、一日一日を大切に
真剣に生きていかないといけないな~」と思ったのでした。
ちょっとまとまりの無い文章になってしまいましたが
教室を離れた私は
今現在は、一時的にイスラマバードで
一生懸命おにぎり🍙やお弁当を作っている
という近況報告でした😊
『皆さんとご家族が、
健康に守られ、
元気に笑顔で生活することができますように!!』と
心から願っています❤️