自然は希望の源✨
どんなに気持ちが沈みそうでも、お天気が続いていると
ただ太陽☀の光を浴びるだけで元気が出ます。
けれども、これを書いている今日は朝から雨☂。
自粛生活でもなんとか平静を保とうと
無意識のうちに必死に努力をしていることに気づいてしまいました。
緊張の糸がぷつっと切れて
気づくと涙が一粒二粒。。。
自宅にいることが、コロナで苦しむ人々、
最前線で働く人々に協力することになる。
でも、家🏠にいることしか出来ない自分の無力さも情けなくなる。
一生懸命元気でいようと工夫をしながら時間を過ごす自分も嫌になる。
そして、病に苦しむ方々とそのご家族
この病に命を落としてしまった方々とそのご家族のことを思うと
胸が張り裂けそうになります。
こんな時にも
いつものようにスーパーにパートとして働きに出続けている友人とその同僚
看護師として軽症者の宿泊施設で働きはじめた友人
普段通りの日常を支えて下さっているごみ収集従事者
必要なものを自宅まで届けて下さる宅配業者さん。
残念ながら
思いっきり学校生活を楽しめないこども達
先が不透明な未来と向き合いながら、手探りで就職活動をする二人の我が子
ロックダウン下でも海外で駐在生活を続ける夫。
大切な人たちに思いを馳せても
かなり努力をしないと、すぐに不安と心配の種がみつかり、
あれよあれよと良からぬ暗い世界に引っ張られそうになります。
そんな時には、身体を動かすのが一番!!
お天気が良ければ人気の無い森の中にお散歩に行き
木肌にしばらく触れたり
思いっきり樹に抱きつくこともできる。
そうすると不思議と気持ちが落ち着きます。
もう一つの気分転換はフラメンコの練習。
うまく踏めないステップを練習していると
メトロノームが刻む一定のリズムが
無の世界に導いてくれます。
でも、どうしても自分を奮い立たせることが出来ない時もある。。。
今、私達の行動は大きく制限されていますが、
こうして沢山の時間を与えられて立ち止まってみると
「今までなんであんなにいつも急いでいたんだろう?」
「なんであんなに雑に生きていたんだろう?」
「なんでこのことに気づかなかったんだろう?」と、
沢山の「大切なこと」をおざなりにしながら
ただ時間に追われて生きていた自分に気づかされます。
どれだけ心を失っていたのだろう~~~?
地球上の人々が同じように自粛生活を続ける。
そうしたら、今まで私達がしてきた経済活動の影響で、
世界中で進んでいた自然環境破壊が食い止められ、
すでに回復の兆しを見せているところも多々あると耳にする。
「一体私達はどうして私たちの大切なものを犠牲にしてまで活動していたの?」
「なんで私達の生活と健康を支えてくれるこの地球環境をここまで盲目的に痛めつけてきたのだろう?」
「忙しさ故の便利さの追求の意味はなんだったんだろう?」
「これまで必要としていた物質的なものは、本当に必要なものだったのだろうか?」
「私達の食生活は、本当に多くの人たちの働きなくして成り立たないのだ」
「面倒くさいこと。不便さの先にある喜びもあるのを忘れていたな。」
等とあれこれ考えます。
何よりも、私達人間も、自然の一部であり、決して万能ではないことを
「もう一度しっかりと考えなさい」と天から言われているよう。
人間の知恵、力には限りがあり、
それを踏まえた上でこの地上で自然と共生することを謙虚に見つめなおすチャンスを与えられているように感じます。
世界的なパンデミックの広がりは決して喜ぶことはできませんが。。。
その一方で、人間の活動が制限されていることで
動植物、自然環境は、私たちにその生命力、回復力を力強く見せつけています。
その様子が、恐怖と戦う私達に「希望の光」を与えてくれているようで、大きな喜びを感じます。
ベッドタウンの私の自宅の周りは、幸いなことに自然が豊かで、
静かに瞑想をしながらお散歩出来る場所が沢山あります。
そして、そろそろ元気エネルギーの素を失いかけている私は
お散歩をしながら
身近な自然が見せてくれる爆発的な生命力に
エネルギーをわけてもらっています。
マスクで顔を覆う。
人との距離を取る。
一緒に過ごすことが出来ない。
そんな中では、今まで当たりまえだった人のぬくもりが本当に恋しい。
人は、一人では生きていけないことを再確認しています。
それと同時に、時間を忘れ、追われるように生活をしていた私たちの日常で
ずっと変わりなく私達の生活を彩り生命活動を支えてくれていた自然に
再度しっかりと目を向ける時間を与えられたことは感謝なことだと思います。
つい数か月前までは、地球温暖化と環境破壊は、
世界中の国々が手をとりあって協力しても食い止められるかどうか。
「もう時間が無い。」
早くどうにかしないと「取り返しがつかないことになる」と言われながら
どこかその実現は途方もない夢のようにさえ感じられていたけれど。。。
この未曾有の事態と共に、
自然そのものが人類が進むべき方向を指し示してくれているように感じられてなりません。
そして、それが途方もない夢ではなく、実現可能であることも。
だから、沢山の犠牲、苦しみと我慢の時を乗り越えた後、
私達人類が、謙虚さを取り戻し
これまでの生活様式を見直すことが出来るようにと、切に祈ります。
こんなことを書いていられるのも、自分が安全な場所で自粛生活を続けられているから。
そのこともしっかりと覚えて、この生活を支えて下さっている、パンデミック最前線で働いてくださっている方々の健康と安全を祈り続けたいと思います。
☟最近のお散歩の一つのテーマは「生命力」でした。力強い命の力に沢山エネルギーをわけてもらいながら、一日一日共に前に進んでいきましょう。