5月は🛬⇒🗾
「何のための一時帰国なんだろう?」と自問自答しつつ…
夫の休暇一時帰国で、(もう💦)日本に向かっています️。
イスラマバード出発前のPCR検査は無事パスしたので、
残り入国時一回、
3日間の成田での隔離を経た後一回の検査を受けて、
めでたく陰性であれば、自宅で残りの11日の自主隔離をする予定です。
順調でも、日本滞在中に残るのは、実質10日強の自由(?)時間?
会いたい人達に会えるわけでも、
気兼ねなく行きたいところに行けるわけでもない、
緊急事態宣言再発令時下 。
考え過ぎると、前に進めなくなるので、
今は、目の前のハードルを一個ずつクリアして、
数日でいいので「静かな安らぎの時間が欲しい」という思いです。
移動をしながら思うのは、
短期間に「なんという世の中になってしまったのだろう?」ということ。
気軽に旅行が出来た、本の数年前が嘘のようです。
ラマダン月のパキスタンのコロナ感染増加傾向も、
日本の状況も決して楽観視出来ず、
変異株の差し迫る脅威をかなり身近に感じます。
刻一刻と変化する航空会社や各国の搭乗、
入国手続き情報に合わせて柔軟に対応し、
それでも旅をすることは愚かなことなのか…?
オリンピックを控える日本が、
変異株感染者の増加に伴い、
国民の安全第一の選択が出来るのか?
ラマダン明けのイードが迫るパキスタンで、
人々が予防を心がけて行動出来るのか?
インドの感染爆発も、
他人事ではないと胸が締め付けられ言葉を失います。
更には、コロナワクチン普及の国家間の格差も切実です。
トリッキーなのは、一部の人々だけがワクチン接種出来れば、
それで安心なわけではなく、
世界中の大半の人々が同じようにワクチン接種が出来なければ、
新たな変異種が生まれて、
今のワクチンの効力が危うくなるかもしれないということ。
あれこれ考えると、気が遠くなりそうです。
これまでも頭でわかっていたつもりでしたが…
地球上にある全ての国は、
密接につながっていて、
世界中の人々の健康と安全が、
正に自分達の健康と安全に直結していることを、
今ほどはっきりと実感したことがありませんでした。
「自分自身がとる行動が、他者の命を脅かし得る」ということが、
コロナ禍で一番怖いです。
そこを肝に銘じて、
自分で出来ることをしつつ、祈り続けます。
全ての国、全ての人の命が密接に絡み合い、
お互いの命を脅かすことも、救うことも出来る。
『コロナ禍は、国家レベルから個人単位までの各次元での、
「自分さえよければ」という考え方に大きな警鐘を投げかけている』
と強く感じつつ
ドーハでのトランジットタイムを過ごし
今から🇯🇵に向けて出発🛫です。